カテゴリ:海外ライブ( 26 )

バルト海フェスティバル2007-ホーネック指揮スウェーデン放送響

マンフレート・ホーネック指揮
スウェーデン放送交響楽団

ファルク・ウィンランド(Sp)
マルティン・ニヴァル(T)
アンディシュ・ラーション(Br)
スウェーデン放送合唱団
ラトヴィア放送合唱団

オルフ:カルミナブラーナ

2007年8月22日
ストックホルム、ベルワルトホール
バルト海音楽祭2007

ホーネックとスウェーデン放送響のバルト海音楽祭での演奏。言葉で表すのがもったいないくらい深い演奏である。特に終曲の前の[アヴェ、この上なく姿美しい女の合唱]が凄まじい雰囲気を作っていて、涙せずには聴くことができない。合唱がよくまとまっていて、合唱とオケのバランスも素晴らしい。NHK-FMでの放送を望む名演奏である。
このほか今年のバルチックではゲルギーとマリインスキー劇場管のマラ5、ブロムシュテットとスウェーデン放送響のブラ1、ヤノフスキーとデンマーク放送響のブル4など充実したプログラムが披露されていたので随時紹介したい。

CDR:SR-070822
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ビシュコフ&WDR 最新ライブ

セミヨン・ビシュコフ指揮
ケルンWDR交響楽団

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
イーゴリ・チェトゥーエフ(p)
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」

2007年12月14日
ケルン、フィルハーモニー


ビシュコフとケルンWDR響の昨年暮れの演奏を聴いた。ビシュコフのチャイコフスキーといえば、2003年にウィーンpoとザルツブルクで魅せた交響曲第5番でもの凄い興奮させられたが、この演奏会はそうでもなかった。
前半のピアノ協奏曲第3楽章こそ盛り上がったものの全体的に平凡な演奏だった。「くるみ」も平凡でただただ音楽なっているだけのようだった。それでも最後の「フランチェスカ」ではビシュコフの本能か、轟音を轟かせて聴衆の喝采をさらっていた。
「フランチェスカ」だが、日本ではフェドセーエフが東京フィルとやったものが比較的最近放送されていたと記憶しているが、この時はバスドラをいかに0dbにいれるかとなんテイクもディスク化に専念した覚えがある。

CDR:WDR-071214-A/-B
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ノット&バンベルク響-ショパン国際音楽フェスティバル客演

ジョナサン・ノット指揮
バンベルク交響楽団

ベートーベン:交響曲第8番
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕
(S)ナンシー・グスタフソン
(T)トーマス・モーザー
(B)ジョン・ティリー

2007年4月4日
ワルシャワ、ポーランド国立歌劇場
"ショパン国際音楽フェスティバル"

ノットとバンベルク響がワルシャワのショパン国際音楽フェスティバルに客演した際の演奏から。最近表舞台に出始めてきたこのコンビだがワルキューレがなかななか良い。重厚さもそこそこあり、ノットの丁寧なじっくりとした伴奏から安心して聴くことができる。表現は非常にロマンチックである。ノットはウィーン・フィルにも招かれるようになりこれからが楽しみである。
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巨匠フェドセーエフの最新ライブ-ベルリン放送響客演

ウラディーミル・フェドセーエフ指揮
ベルリン放送交響楽団

モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード

2007年12月9日
ベルリン、コンツェルトハウス

フェドセーエフとベルリン放送響と珍しいコンビだがフェドはこのオケのなんかのポストについているなどろうか?前半のモーツァルトはやや荒い感じがあるが第4楽章の爆発力はほかにない演奏である。後半のシェエラザードはさすがフェドのお得意といった感じでねっとりと重厚に歌い上げる素晴らしいできである。ゲルギーがウィーンフィルとやったのも生々しい凄い演奏だったが、こっちも重厚さで負けていない。
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ルツェルン夏の音楽祭2006-ルツェルン祝祭管弦楽団

クラウディオ・アバド指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

2006年8月11日
ルツェルン、コンツェルトザール
「ルツェルン夏の音楽祭2006」

昨年のルツェルン音楽祭の演奏会からクラウディオ・アバドとルツェルン祝祭管弦楽団の演奏会を聴いた。
まず、シカゴ響と録音した同曲はSA型なのに対してこの2006年のライブではASでやっていることに気がついた。演奏はアバドがニコニコとしながらオケをリードしていく様子が目に浮かぶようなのびのびとした演奏である。
2006年のもうひとつのプログラムはポリーニを迎えてのブラームスとブルックナーの第4番だった。この2つのプログラムは昨年秋に日本でも披露されている。日本での演奏は収録されなかったのだろうか…。
ちなみに今年はベートーベンの第9とマーラーの3番だった。マーラーでプロムスにも客演している。ルツェルンでの演奏、ロンドンでの演奏どちらも収録されている。どちらもまだ捕まっていない。
録音は透き通っていて鮮明だが、ハンマーはいつもながら割れ気味である。

CDR:LUCE-060811-A/B
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ウィーンフィル、バレンボイムとブルックナーを披露-ルツェルン音楽祭07

ダニエル・バレンボイム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

シューベルト:交響曲第5番
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンチック」

2007年9月7日、ルツェルン文化会議センター
ルツェルン音楽祭2007

バレンボイムとウィーンフィルの今年のルツェルン音楽祭での演奏を聴いた。ウィーンフィルのシューベルトの5番といえば2003年のズービン・メータとの演奏が忘れられない(後半は英雄交響曲だった)。シューベルトの5番はウィーンフィルが得意としているのか、楽曲の柔らかさにウィーンフィルの力強い演奏が加わり楽曲の良さを引き出した演奏になっている。
後半はブルックナー。ルツェルンのコンツェルトザールの音響はブルックナーに最適だと感じる。NHK-FMのルツェルン音楽祭の特集でもこのホールの響きのよさはよくわかるがけして高ビットレートでない今回のネットラジオの放送でもしっかりとこの響きのよさは聴き取れる。

今回のバレンボイムはやや強引さのようなものが気になった。よく言えば力強さなんだけれども、もう少しウィーンフィルの音色を生かしてもらいたいと感じる箇所があった。

internetradio 96Kbit CDR:WPH-070907
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コボス、ドイツ物で真価!重量たっぷりの名演奏

ヘスス・ロペス=コボス指揮
デンマーク王立歌劇場管弦楽団

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(Vn)アラベラ・美歩・シュタインバッハー
ブラームス:交響曲第2番

2007年5月25日 
コペンハーゲン、ティヴォリ・コンサート・ホール

ヘスス=コボスがデンマーク王立歌劇場管弦楽団を指揮した演奏を聴いた。コボスはイタリアなどでオペラを指揮して活躍しているみたいだが、コンサートプログラムは初めてだと思おう。これが意外にも名演奏会になっている。
ヴァイオリンにシュタインバッハーを迎えた協奏曲はソリスト、オケ共に非常にロマンチックで感動的な演奏になっている。10月には指揮者は変わるがネヴィル・マリナーとNHK交響楽団と同曲をやるので非常に楽しみである。後半のブラームスも非常にじっくりとした音楽作りでどっしりとした印象を受けた。コボスはこれからもドイツ物が楽しみな指揮者である。
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巨匠、マッケラスのベートーベン エンディバラ国際フェスティバルLIVE

チャールズ・マッケラス指揮
スコットランド室内管弦楽団

ベートーベン:交響曲第7番

2006年8月26日(27日?)
エンディバラ、アッシャーホール

2006年のエンディバラ国際フェスティバルはブルックナーとベートーベンの交響曲がさまざまな指揮者、オーケストラで演奏された。一応、全プログラムの収録されたようだが所有できているのはこのべト7のみ。ベートーベンはすべてマッケラスが担当したようだ。ブルックナーは8番をブロムシュテット&フィルハーモニア菅がやったりとさまざまだった。
演奏は奇をてらうようなことはなく、上品に仕上げている。力み感、重量感はなくあくまでもテンポ重視の演奏だ。室内オケの特徴をよく生かしうまくまとめ上げている。マッケラスは1925年生まれだから80歳を越えている。
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芸術週間の注目公演!アーノンクールのべト7

ニコラス・アーノンクール指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ベートーベン:交響曲第7番

2007年5月7日
ウィーン、コンツェルトハウス
ウィーン芸術週間2007


アーノンクールとウィーンフィルの芸術週間でのライブを聴いた。ベルクもベートーベンもこのコンビで既に演奏されている曲目である。
アーノンクールはもう最長老指揮者の仲間入りをしているがアーノンクールと聞くといつも音楽が新鮮溌剌で巨匠というイメージが浮かんでこない。
実際ベートーベンは生き生きとした音楽が終始流れている。第Ⅰ楽章では楽しささえ感じる。反対に第4楽章ではアーノンクールの鬼のような顔が想像できるような緊張感と厳しさに満ちた音楽になっている。最近の"ベト7"でも最高峰の演奏といえる。
ベルクはアーノンクールとクレーメルの息が演奏が進むに連れて合ってきて美しい演奏になっている。

(CDR)
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インバル&フランクフルト放送響 ブル8最新ライブ

エリアフ・インバル指揮
フランクフルト放送交響楽団

ブルックナー:交響曲第8番

2005年4月8日
フランクフルト、アルテ・オーパー

インバルとフランクフルト放送響のブルックナーはスタジオ録音が有名だがこれは最新のライブ演奏である。インバルは30年代生まれなのでアバドやメータなどと共に長老の仲間入りの寸前である。
演奏は第1楽章からあれっ?と思ってしまうような解釈があるがオケはよく鳴り素晴らしい。特に第3楽章からは音楽に深みと熱が加わり名演になっている。フランクフルト放送響も名人芸的音色で応えている。
日本では夏にはフィルハーモニア管とのマーラー・チクルスが控えており注目の指揮者である。

(InterNet Radio)
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