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ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団 (2006.11.9)

ファビオ・ルイージ指揮
ウィーン交響楽団
上原 彩子(ピアノ)

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」~序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
モーツァルト:交響曲第40番
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」~序曲(アンコール)
ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス:ピチカートポルカ

2006年11月9日
NHKホール
NHK音楽祭2006~体感モーツァルト~

NHK-FM

ファビオ・ルイージとウィーン響のNHK音楽祭2006でのオール・モーツァルトプロを聴いた。このコンビは最近FMにて本拠演奏のメンデルスゾーンの『聖パウロ』が紹介されている。ルイージはMDR響やNHK響との共演でFMへの登場回数は増えている。
演奏は冒頭のフィガロからルイージの職人肌を感じる。無駄がなくきびきびとした演奏だ。上原を迎えたピアノ協奏曲は上原がいまいちモーツァルトをまだ手中に納めていないようでルイージの伴奏が絶品なだけに残念。
メインの40番はすごく暗い演奏でこんなにも深刻な曲なのかと思い知らされた。アンコールの『後宮』も名演。
今年、ルイージはドレスデン国立歌劇場のポストに就く。オペラ分野での活躍はもちろんドイツの伝統が息づいてるシュターツカペレ・ドレスデンでの活躍に今からわくわくしている。
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ヤニク=ネゼト・セガン指揮
バーデン・バーデン=フライブルク・南西ドイツ放送交響楽団

ラフマニノフ:交響的舞曲

2006年12月16日
ブリュッセル、パレ・デ・ボザール

セガンは始めて名前、演奏を聞く指揮者である。写真を見る限りかなり若い指揮者のようである。1975年生まれでアラブ系の血も入った指揮者らしいです。SWR響は今はカンブルランが率いるオケである。
演奏は叙情的な部分を非常ロマンチックに表現している。また映画音楽的な部分では若い感性からかかっこよく、大強音のところではアンサンブルをきっちり整えていて見事な演奏になっていた。今のところ謎の若手だが、期待できそうだ。
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by airlive | 2007-01-07 21:51
サイモン・ラトル指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ベルリン放送合唱団

シェーベルク:管弦楽のための変奏曲
ベートーベン:交響曲第9番「合唱付き」

2004年8月28日
ベルリン、フィルハーモニー

NHK-FM(BBR)

ラトルとベルリン・フィルの2004/2005シーズンの開幕公演を聴いた。この演奏会ではベーレンライター版使われている。
演奏はフルトヴェングラーのようにテンポやアクセントを随所変えていて、ユニークな充実した演奏になっている。第2楽章の流動的、感動的な音楽は特筆すべき。第4楽章での冒頭のバス独唱のリライヤの自由な歌い方も独特だ。ただ人工的な部分があることも確か。しかし全体を通して絶賛すべき点はラトルの新しい解釈に応じつつもずっしりとしたサウンドを聴かせたベルリン・フィルだ。
前半にシェーンベルクが置かれているのもこのコンビらしい。
先日紹介したナガノ指揮ベルリン・ドイツ響(NHK音楽祭客演)の第九の放送の翌日の放送だったがまさに対照的な演奏になっていた。同じベルリンを本拠にしているオケがこれだけ対照的な演奏をするのも実に面白い。
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ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団(2003.10.29)

ケント・ナガノ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
ベルリン放送合唱団

ウストヴォリスカヤ:交響曲第4番「祈り」
ベートーベン:交響曲第9番「合唱つき」

2003年10月29日
NHKホール
NHK音楽祭2003から

NHK-FM

NHK音楽祭の初年度の演奏会から。ナガノは音楽が率直で明解で好きな指揮者だ。
今回の第九もストレートな音楽で悪く言えば味気がない演奏になっている。しかしこの味気なさがまた癖になるから面白い。しかし第4楽章の途中まで合唱も高速だが、後半の合唱がたっぷりと歌われ、この曲の合唱の重要性が浮き彫りになっていた。ちょっとしたナガノのマジックか。ベルリンからわざわざ連れてきた合唱団はやっぱり上手い。ウストヴォリスカヤの作品は第九といまいちつながらないが…
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